大会会場から少し入った裏通りのホテルが彼ら2人とカメラマンeleさんのサラウツでの宿。
日々送られてくる現地からの画像は
石畳にアーティスティックな建物、
裏通りの路地にも石造りの建物が並びます。
突き当たりにある建物の上には時を告げる鐘があり、毎日定時になると鳴るそうです。
”海に行く道や街の中を歩いても、サラウツの人は東洋人のサーファーが珍しいのか明るく話しかけてくる。
話す感じが明るく、とても優しい。
印象的なのは口を揃えて、バスク生まれ、と答える。その昔バスクという「国」を統治していたバスク人としての誇りなのだと思う。ここはスペインではなくバスクなのだ。”
(STJ vol.93 Awada Bros. Portugal&Spain 9DAYSより)
バスクにはスペインの他の地域とは異なる、独自の食文化や言葉、文化があり、バスク国旗も。
WSL選手プロフィールにもバスク地方の選手はスペイン国旗ではなく、赤に綠と白クロスのバスク旗が表記されていますね。
大西洋に西向きに面するヨーロッパの海岸は、どこも潮の干満差が非常に大きいのが特徴。潮が上げてハイタイドでは、浜へのエントリーも水面下、海岸プロムナードまで波があたるくらいですが、
ロータイド時は遥か彼方、数百メートル潮が引いて海までの距離が遠くなります。インサイドが果てしなく遠い。。
すごい差ですね。。
また風が強く、1日の間でも目まぐるしく変わる天気も特徴的。
波の質はホームビーチの平砂浦に似たワイドでやや厚めなビーチブレイクで、ロングもショートも楽しめるファンウエーブ。
ただ、水温は真冬の平砂浦より冷たい!?
ポルトガルでもかなり冷たかったので、後から合流するカメラマンeleさんに日本から急遽ブーツを持っていってもらうことになりました。
会場での練習から上がってくると。。
大勢の人々が。
日の入りが遅く、夜の長い南欧
夕方からはこの路地や宿の前の広場にもバルやレストランがOPENし人々が集まり、遅くまでさらに賑やかに。
いよいよ始まるQS1500
ポルトガルから同じく移動してきた選手、
フランス、イギリス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ各国、スペイン、地元バスクの選手をはじめ、イスラエルやモロッコなど世界中から参戦しているQSツアラーの中、今回も、日本人を含むアジア選手のエントリーは彼ら粟田海、粟田生2人のみ。
彼らのシーデットはラウンド2からのスタートです。