2021/01/29

Basque days Zarautz<SURFCOアーカイブス2018/4>


大会会場から少し入った裏通りのホテルが彼ら2人とカメラマンeleさんのサラウツでの宿。

日々送られてくる現地からの画像は


石畳にアーティスティックな建物、


裏通りの路地にも石造りの建物が並びます。







突き当たりにある建物の上には時を告げる鐘があり、毎日定時になると鳴るそうです。






海に行く道や街の中を歩いても、サラウツの人は東洋人のサーファーが珍しいのか明るく話しかけてくる。

話す感じが明るく、とても優しい。

印象的なのは口を揃えて、バスク生まれ、と答える。その昔バスクという「国」を統治していたバスク人としての誇りなのだと思う。ここはスペインではなくバスクなのだ。”

(STJ vol.93 Awada Bros. Portugal&Spain 9DAYSより)







バスクにはスペインの他の地域とは異なる、独自の食文化や言葉、文化があり、バスク国旗も。

WSL選手プロフィールにもバスク地方の選手はスペイン国旗ではなく、赤に綠と白クロスのバスク旗が表記されていますね。









大西洋に西向きに面するヨーロッパの海岸は、どこも潮の干満差が非常に大きいのが特徴。潮が上げてハイタイドでは、浜へのエントリーも水面下、海岸プロムナードまで波があたるくらいですが、





ロータイド時は遥か彼方、数百メートル潮が引いて海までの距離が遠くなります。インサイドが果てしなく遠い。。

すごい差ですね。。

また風が強く、1日の間でも目まぐるしく変わる天気も特徴的。






波の質はホームビーチの平砂浦に似たワイドでやや厚めなビーチブレイクで、ロングもショートも楽しめるファンウエーブ。

ただ、水温は真冬の平砂浦より冷たい!?

ポルトガルでもかなり冷たかったので、後から合流するカメラマンeleさんに日本から急遽ブーツを持っていってもらうことになりました。


会場での練習から上がってくると。。

大勢の人々が。






日の入りが遅く、夜の長い南欧

夕方からはこの路地や宿の前の広場にもバルやレストランがOPENし人々が集まり、遅くまでさらに賑やかに。






”海岸の歩道の街灯は夜にはオレンジ色の光が灯りサラウツの湿度ある空気や霧っぽい空気に反射して海岸通りは幻想的な景色に。まるで映画のワンシーンのようだ。
(STJ vol.93 Awada Bros. Portugal&Spain 9DAYSより)



                        

いよいよ始まるQS1500

ポルトガルから同じく移動してきた選手、

フランス、イギリス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパ各国、スペイン、地元バスクの選手をはじめ、イスラエルやモロッコなど世界中から参戦しているQSツアラーの中、今回も、日本人を含むアジア選手のエントリーは彼ら粟田海、粟田生2人のみ。

彼らのシーデットはラウンド2からのスタートです。