2021/02/13

QS1500 Pro Zarautz pres. by Oakley - Day 1 スペイン・バスクNaluAwada H15

               2018/4/4からスタートのQS1500サラウツプロ1日目

               カイのヒートから数時間後、H15がなるのヒート。



粟田海 粟田生

この大会もJapaneseコンペティターはカイとナル2人。


                ビーチマーシャルでゼッケンを受け取り、スタンバイ

ナルのヒートは、地元バスク、スペイン、ポルトガル勢の3名とのヒート。

ライブ中継のカメラに、カメラマンのeleさんと、
           ゼッケンをつけて次のヒートのスタンバイをしている姿が映ってました。


粟田生
                

          波は相変わらずサイズあり、クローズ気味のセットも時折入ってくる。

          ビーチブレイクでこのコンディションはかなりタフな25分となりそうですが、

          形の良い波を掴めば、良いスコアが出そうです。





H15 ゼッケンレッドがNaluAwada from Japan
始まります。


スタートして間もない、まだ波の優先権(プライオリティ)がどの選手にも無い”No one has Priorty”の時間帯、


サイズのあるグーフィー方向、バックハンドで良いアクションを入れ、インサイドまでメイク、

6.0ポイントのグットスコアで良いスタート。




ホーンが鳴って誰かが波に乗るまではどの選手にも優先権はなく、乗ったあと、パドルバックして沖に到達した順番で1から4まで優先順位が決まり、常に入れ替わります。


プライオリティとは波に乗れる優先順位、ライブ放送画面左上のスコアの所、選手のゼッケンカラーにPと表示されているのが、その時点で最優先で波に乗れる選手で、他の選手は自分より上位のプライオリティを持っている選手の波に乗ることはできません。パドルとかで邪魔をしてもダメ、インターフェアが適用され減点されます。

つまり、Pを持った選手は波を選んで、セットなど高得点を出せる可能性が高いのです。

しかしPを持った選手が波を追いかけてパドルし、乗れなかった場合、その選手の優先権はリリースされ、優先権が移ります。

なので、現在のサーフィンの試合はこのプライオリティを上手に使うことも勝負の重要な要素で、ちょっと難しい感じがしますが、知っているとLIVE観戦や、試合観戦の際も面白いかと思います。

波が小さかったり、ワンピークのポイントやスコアが競り合っている時など、特に後半でのPの使い方、が非常に重要になってきます。


ただ、今回のように、波が大きく、ハードなオープンブレイクの場合は、スコアを二本まとめることの方が

大変かもしれません。。



白熱したヒートの様子はこちらから。 ↓      

(注:携帯スマホでご覧いただく際に、最初からになってしまう場合があるようです。

その場合、PC版で見ていただくか、H15が始まる 6:23:00あたりに進めてみてください。すみません。。)


(↑こちらで見れるかな???)


         ブーツ、履いてますね。。試合でブーツはよほど水温が冷たいかと。


潮が引いている時間帯なのか、ピークまでかなり距離があり
1本乗ったらゲットはハマりそう。



開始前までの晴天は、ヒートが始まるとみるみるうちに沖からの黒い雲が近づき、ライブ中継で見ても、あっという間に土砂降りの雨とオンショアに変わり、カメラマンのeleさんも機材抱え大慌てでテントに避難したようです。



なので、中継が途中で途切れたりしますが、


残り15分ほど、どんどん面がざわつき始め。。画面も暗くなり、雨雲が近づいているのが分かります。

セット感覚が長くなっているのか、波のチョイスが難しそう。

このあと、画面がしばらく真っ暗になり、音声がとまったり、時折中断しますが。。

画面や音声が途切れているその間に、ナルは5.27のバックアップスコアを出していたようで、TOPをキープ

残り時間8分、ナルにプライオリティが移り、ここはさらにスコアを伸ばし差を広げるチャンス。



画像の順番が違うかもしれません。。


ライブが再び止まり。。

動いた時には、ナルは二番目のプライオリティ、ということは、見えなかった間に、乗ったか、追っかけたが乗れずプライオリティを失ったか。。

うーん。。見えない。

沖も遠いので見えませんね。。


が、このまま逃げ切りラウンドアップ、

翌日のラウンド繋げました。


粟田生


粟田生
WSL ユーロのメディア担当の方のインタビュー




明日からはいよいよトップシードの登場するR3から。

現地特派員の方による詳しいレポートはこちらサーフメディアさんより是非ご覧ください